髪の毛 のセットしていますか?
「めんどくさいし、セットしても変わらないから無駄」とか思っていませんか?
実はほとんどの人が、正しいセットの仕方を知らないだけです。
髪の毛のセットをするだけでも、人から見る印象はだいぶ変わります。
逆に髪の毛のセットをしていないボサボサ頭でいると、清潔感がないと思われたり、恋愛対象から外れることがあります。
ナチュラルで大丈夫なのは、超絶イケメンくらいです。
この記事では、
- 「ヘアセットがわからない」
- 「スタイリング剤をつけてもかっこよくならない」
という方のために
美容師歴6年、毎日自分やお客さんのセットに携わった経験から
髪の毛のセットの重要性とバランス、セットの仕方について解説していきます。
自分に合った髪の毛のセットができるようになることで、人から褒められる垢抜けヘアになることができます。
Contents
髪の毛 のセット【定義と重要性】
あらかじめお伝えしておきますが、
ここの定義を間違えているとスタイリングは失敗します。
なぜなら、スタイリング剤をつければかっこよくなるというわけではないからです。
例えば、髪が広がっているだけでも頭は大きく見えてしまいます。
自分に合ったヘアセットをすることで、頭のバランスを良くし、小顔効果、体全体のバランスを整えることに繋がるのです。
だと覚えておいてください。
また、髪のセットは女子で言うところのメイクと同じです。
マナーと言っても過言ではないくらい重要な身だしなみの1つです。
「ワックスのつけすぎは嫌」という女性も中にはいますが、あくまでナチュラルなヘアセットが好きということです。
ノーセットで通用するのは、抜群のイケメンだけでしょう。
それに、ノーセットで大丈夫なのはかなり恵まれた髪質の人です。
髪のバランスは、髪質、くせ、髪の量、髪の生え方、頭の形に左右されるので、大半の人はセットした方がかっこよくなるのは必然です。
ノーセットっぽいナチュラルなヘアセットができる人が上級者ということになります。
次に、実際にわかりやすい髪型のバランスについて説明していきます。
髪の毛 のセットのバランス
基本的にはどんな髪型の長さ、ヘアスタイルでも『菱形のシルエット』を目指せばOKです。
顔を含めたシルエットが菱形になるということです。
頭の形によって、ボリュームを出す部分、抑える部分が変わってきます。
頭の形の特徴として、次の3つの特徴がある方はセットの仕方に注意が必要です。
- ハチが張る
- 絶壁
- 面長
それぞれ注意点を詳しく見ていきます。
ハチが張る
ハチが張っている人は顔が四角く見えてしまうのが特徴です。
ハチの部分が目立ってしまうと余計に四角く見えてしまうので、ハチの部分は抑えるように。
対照的にトップの部分は高さを出して髪型が三角形になるようにセットすることで、頭、顔とのシルエットが菱形になり、バランスが良くなります。
絶壁
絶壁の人はその名の通り、後頭部が真っ直ぐに見えてしまいます。
トップの髪の長さを多少残してふんわりさせるか、スタイリング剤でボリュームを出す必要があります。
面長
頭の形が面長の人は、顔が縦長に見えてしまうので、横に多少の長さを残して菱形に見えるようにします。
サイドの髪を刈り上げる人は、高い位置まで刈り上げてしまうと余計に顔の長さを強調してしまうので、注意が必要です。
また、センターパートも同じように顔の長さを強調してしまうので、前髪はあった方が良いです。
もし、それでもセンター分けにしたい場合は、横にボリュームを出すよう長さを残すようにしましょう。
髪の毛 のセットの仕方
髪型のバランスは『菱形シルエット』ということをお伝えしてきました。
ここからは、実際に髪の毛のセットの仕方を解説していきます。
次の3つの流れに沿ってセットしていきます。
- 髪の毛全体を濡らす
- ドライヤーで乾かす
- スタイリング剤をつける
それぞれ詳しく解説していきます。
①髪の毛全体を濡らす
セットするタイミングは基本朝が多いと思いますが、
「寝癖のまま少し水をつけて直す」ではダメです。
なぜなら、寝癖は髪の毛の根本を濡らさないと直らないからです。
また、この後ドライヤーで形を作る上でも根本が濡れていることが大切です。
朝時間が無いのはわかりますが、土台がしっかりすることでセットが飛躍的に楽になります。
なので、必ず全体を濡らすようにしてください。
②ドライヤーで乾かす
ドライヤーの行程は一番大事と言っても過言ではありません。
なぜなら、スタイリングをした髪型をキープするにはこのドライヤーの行程が不可欠だからです。
「スタイリングした髪型がキープできない」というのは実はここに原因があります。
ボリュームが欲しい部分は必ず根本を立ち上げるようにしましょう。
ドライヤーはスタイル、頭の形にもよりますが、基本的には「横」「後頭部の下の方」は抑えるようにしましょう。
※面長の人は横にボリュームを持たせても大丈夫です。
トップの部分は立たせるように根本を起こして乾かします。
後ろ→横→上→前髪の順番で乾かすといいでしょう。
前髪を上げる場合は、一番最初に前髪の根本を乾かし、形を作っておきましょう。
特に、前髪を上げる場合は、根元の立ち上がりが甘いと時間が経つにつれ下がってきてしまいます。
ドライヤーの時点で形作ることを意識しておきましょう。
③スタイリング剤をつける
土台が整ったら、いよいよスタイリング剤をつけていきます。
今回はワックスをメインに説明していきます。
2立方センチメートルくらいの量を手に取り、指の腹、指の間まで良く伸ばして馴染ませます。
トップ→後ろ→横→最後に前髪の順でワックスをつけていきます。
※この時、形は気にせずシャンプーするようにガシガシつけていきます。また、前髪はつけすぎると変になるので、最後につけましょう。
一度スーパーサイヤ人のように上に立ち上げてしまっても構いません。
その後形を整えて『菱形シルエット』に整えていきます。
これで完成です。
大事なことをおさらいします。
- セットする前は髪の毛全体を濡らす
- ドライヤーでボリュームが欲しいところは根本を立ち上げて乾かす(この時点で完成まで7〜8割くらい)
- スタイリング剤は指の間までしっかり伸ばし、髪全体にシャンプーするように行き渡らせる
- 最後に形を『菱形シルエット』に整える
この流れに沿ってスタイリングを行うことで、理想のスタイリングができるようになるでしょう。
初めは大変かもしれませんが、できるだけ毎日セットすることで慣れてきます。
慣れれば5分〜10分でセットができるようになります。
ワックスの付け方について、下記の記事でさらに細かく解説しているので、参考にしてみてください。
初心者必見!簡単ヘアワックスのつけ方!【忙しい朝でも一瞬です】
初心者におすすめのスタイリング剤
セットの仕方を理解したところで、おすすめのスタイリング剤を紹介します。
ズバリ「ワックス」です。
予想通りでしたか?
スタイリング剤には、たくさんの種類がありますが、一番無難に使いやすいのはワックスです。
特に初心者の方は、まずは基本のスタイリング剤に慣れてもらうことが大事です。
ワックスに慣れてから、ジェル、最近流行りのバームなど選択肢やアレンジを広げていけるのが理想的です。
「そうは言っても、ワックスには種類がありすぎて何を使えばいいかわからない」
と思いますよね?
大丈夫です。数あるワックスの中から万人に合いそうなものを紹介します。
ワックスの中で僕がおすすめするのが、uevoのドライワックスです。
ほとんどの髪の長さに適応することができます。
実際に僕も色々な長さの時にuevoのドライワックスを使用しましたが、どの長さでも使いやすかったです。
ただ1つデメリットを挙げるとすれば、シャンプーで落ちづらいところです。
ただし、セット力のあるワックスはある程度同じデメリットがあるので、これはワックスでセットする以上仕方のないことです。
- 髪の動きを出せる
- セット力(キープ力)がある
- クリーム上でつけやすい
以上の点から初心者におすすめのワックスです。
ドラッグストアやネットで購入することができます。
ぜひ試してみてください。
【まとめ】髪の毛 のセットで簡単に垢抜けることができる
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の要点を下記にまとめていきます。
- 髪の毛を整えることで清潔感が出る
- 髪の毛のセット=髪の毛のバランスを整えること
- 『菱形シルエット』を目指す
- 初心者はワックスから慣れていく
髪の毛のセットに慣れていき、ナチュラルなセットができるようになるのが理想的です。
最初は不慣れで難しいかもしれませんが、何度も記事のやり方を見直して研究していただければと思います。
髪の毛のセットができるようになることで、垢抜けに繋がり、女子の見る目も変わります。
1つずつレベルアップしていきましょう!
また、髪の毛と同じくらい大事なのが、眉毛を整えることです。
下記の記事を参考にしてみてください。
【 眉毛 の整え方】男でも失敗しない!眉毛イケメンになる方法