読書

人を動かす文章の書き方【DaiGoから学ぶ禁断の文章術とは?】

人の心を動かす文章術

こんにちは!こみなりです!

「文章力が欲しい」

「もっと自分の言葉を響かせたい」

そう思うことありますよね?

特に今は、Twitterやインスタグラム、FacebookなどのSNS、

ブログ、noteなど文章を通じて発信する機会が多くあります。

今や、文章は人生において「切っても切れないもの」です。

 

僕もこうしたブログをはじめ、各SNSで発信をしているので、

「文章もっと上手くなりたいなぁ」と思っていました。

そんな時に、偶然見つけたのが

DaiGoさんの著書

「人を操る禁断の文章術(メンタリズム)」です!

 

本記事では、この「人を操る文章術」について、まとめましたので

「SNS発信がんばっている方」

「感情を動かす文章が書きたいと思っている方」

にとって、気づきがある内容になっています。

今一度、文章の持つ無限大なパワーを学んでいきましょう!


人を動かす文章の書き方【DaiGoから学ぶ禁断の文章術とは?】

まず始めに、「文章の目的」について考えます。

皆さんも考えてみてください

 

「相手に伝えるため」

僕は最初、それが頭に浮かびました。

 

ここで言う、「文章の目的」とは、

「人に行動を起こさせること」になります。

ここで一度、文章についてまとめておきます

文章の目的
  1. 文章を読む
  2. 言葉に反応する
  3. 想像する
  4. 行動を起こす

ここで鍵になってくるのが、読み手に想像させることです

想像の先に、行動があるからです。

このことを頭に入れておいてもらって、

詳しくみていきます!

読み手の想像力を刺激して、感情を揺さぶり、行動を誘導する

人を動かす、文章の基本3原則

最初に3原則について、触れてしまいます!

文章の基本3原則
  1. あれもこれもと書きすぎないこと
  2. きれいな文章を書こうとしないこと
  3. 自分が書きたいことを書かないこと

つい自分が「伝えたい!」となってしまうと、

全てこの原則から外れてしまいますよね。

順番に「なぜこれが3原則になるのか」

解説していきます!

①あれもこれもと書きすぎないこと

あえて、短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導くことが狙いです。

というのも、

「人は受け取った情報が足りないとき、想像や予測で判断する習性がある」

からです。

 

「あなたが思う世界最高の美女とは?」

 

これは、本の冒頭部分に載っていた一文です。

想像しましたか??

この文章のすごいところは、人によって想像する姿が違うところです。

それぞれの頭の中にあるイメージで”世界最高の美女”を作り上げてしまいます

このようにして、

「伝えるだけの文章」よりも「したくなる文章」

を心がけます。

それから、もう1つ。

伝えたいことを1つに絞ることで、人は動きやすくなります。

例えばラブレター。

「好きです」と伝える文章で「相手をドキッとさせる」というゴールがあります。

シンプルですね。

ちなみに、こういった「ゴールを1つに絞って文章を書くこと」を

”ワンメッセージ・ワンアウトカム”というそうです!

  • 「伝えるだけの文章」よりも「したくなる文章」
  • ワンメッセージ・ワンアウトカム

②きれいな文章を書こうとしないこと

きれいな文章を書いてはいけません。

端的に言うと、「感情を揺さぶる文章を書く」ということです。

なぜかというと

「人は論理ではなく、感情で動く」生き物だからです。

例えば、

「貴社の更なるご発展ご繁栄を心よりお祈り申し上げます」

などの定型文。

時候の挨拶など、

全く心に残らないですよね?

ところが、感情を載せた文。

「時間を作って読んでいただいてありがとうございます!僕は飛び跳ねるくらい本当に嬉しいです!笑顔が止まりません!」

少し大袈裟ですが、定型文よりも心に届きましたよね?

話しかけるように書くことで、読み手に想像させるのです。

読み手の感情と想像力を刺激する

③自分が書きたいことを書かないこと

「自分で書いてはいけません」

どういう意味なのか?

「書くべきことは相手の心の中にある」という意味なんです!

多くの人は、自分が読ませたいことを考えて書こうとするばかりで、

読み手のことについて意識していません。

 

書き手が思っている以上に、読み手は文章と真剣に向き合ってはくれません。

その中で必要になってくるのが、やはり、

「相手の心を動かす文章」ということです。

では、どこにそのヒントがあるのか?

答えは読み手の心の中です!

相手が読みたい内容や、言葉を選び、文章を書きましょう。

刺さる言葉は、自分の中にはなく、相手の心の中にある

 

ここで一度3原則を振り返っておきます。

文章の基本3原則
  1. あれもこれもと書きすぎないこと
  2. きれいな文章を書こうとしないこと
  3. 自分が書きたいことを書かないこと

これが基本的な考え方になります!

次に、感情を動かす7つのトリガーについて解説します!

感情を動かす7つのトリガー

「相手に想像させたり、感情を動かすことが大切なのはわかった」

「でも、具体的には何がきっかけで人は動くの?」

そう思いますよね

ここでは、人の感情が動く7つのトリガーについてまとめます!

この7つを頭に入れることができれば、どういう状況で感情が動くのかわかるようになります。

先に7つを紹介します。

人の感情が動く7つのトリガー
  1. 興味
  2. ホンネとタテマエ
  3. 悩み
  4. ソン・トク
  5. みんな一緒
  6. 認められたい
  7. あなただけの

詳しく分解してみていきます

①興味:

人は共通点があると、親近感を覚えます。

相手をよく観察して(SNSをチェック)関心のありそうなことを

発信する。

興味が出て、行動に移りたくなります。

 

②ホンネとタテマエ:

人はいつも、理想(ホンネ)と現実(タテマエ)の間で揺れています。

そして、人は誰かに認めて欲しい生き物です。

「〇〇さんはいつも家事を完璧にこなしてすごいですね。でも、本当はもう少し自分の時間も欲しいのではないですか?」

みたいに、理想に気づかせてあげることで行動を起こしやすくなります。

 

③悩み:

悩みの解決方法を提案する。

これは悩みがあれば誰でも気になるし、動きたくなりますよね。

ですが、ここで大事なのは悩んでいる人の年齢まで考えることです!

同じ悩みでも年齢によって、解決策は変わってきます。

より刺さる文章が書けるようになります。

 

④ソン・トク:

人間は、得することよりも損することの方を重く考えます。

なので、メリットとデメリットどちらも開示する方が

信頼を得られます。

文章は、デメリットを上回るメリットで締めくくる。

 

⑤みんな一緒:

人は何か決定に迷ったときは、周囲を観察して合わせてしまう生き物です。

「みんながやっていることが正しい」という心理が働いてしまう。

「〇〇%の人が〇〇しています」よく見るフレーズには

「属さないとやばい」と思わせる”みんな一緒”のテクニックが使われています。

 

⑥認められたい:

②でも触れましたが、人は誰かに認められたい生き物です。

「〇〇さんのおかげで変わることができました」

「こんなの初めてです」など

相手の「承認欲求」に触れることで、心が動かされます。

 

⑦あなただけの:

「特別感」や「希少性」を訴えます。

人は数量限定よりも、情報の限定に弱い生き物です。

「特別に」「ここだけの話」など

特別感や希少性を出されると動きたくなる生き物です。

 

以上が「感情を動かす7つのトリガー」です。

人の感情が動く7つのトリガー
  1. 興味
  2. ホンネとタテマエ
  3. 悩み
  4. ソン・トク
  5. みんな一緒
  6. 認められたい
  7. あなただけの

人の感情が動くときは、このどれかにきっかけがあるんですね。

感情が動く文章の共通点

感情を動かす文章を書くにあたって、

共通点が見えてきました。

「相手のことをよく考えている」

ということです。

「感情を動かす7つのトリガー」も

相手のことをわかってないと、伝えられません。

「観察する力」

「相手を思いやる心」

本当に心を動かす文章は、自分1人では書けない

ということですね。

相手を観察し、思いやる心を持つことが感情を動かす文章への近道

本記事では、ポイントを絞ってまとめました。

もっと具体的なストーリーや、テクニック。

テンプレートなど他にも文章を書くに当たって

学べる内容が詰め込まれているので、

  • 本記事の内容を再確認したい方
  • 心理学的観点からみた文章術を知りたい方
  • より深いテクニックを得たい方

は1度読んでみてください

参考元:「人を操る禁断の文章術」DaiGo